本読みました。ネットで儲ける王様のカラクリ ~物語でわかるこれからのWebマーケティング

ネットで儲ける王様のカラクリ ~物語でわかるこれからのWebマーケティング

成田に縁のある(笑)経営コンサルタント竹内謙礼さんの本。
企業がホームページで売上を伸ばすにはどうすればいいのか、どうしてはいけないのか。をストーリー形式でわかりやすく解説しています。
物語は、大手ホームページ制作会社に務める平木と、同級生で地元で家族で花屋を経営している城之内が、ある日入れ替わってーという設定で進んでいきます。ホームページ制作の金額の設定についてや、大手に勝てない中小企業がネットで利益を出すためにはどういう戦略をとったらよいのか・・・竹内さんがコンサルタントとして積み上げてきた実績や経験則が、随所にちりばめられています。

「うちもホームページ作って売上のばそう!」とか、何の考えもなしに言う経営者の方すべてに読んでもらいたい本。
ちなみに、私はこの本を読んで、数年前、知り合いの中小企業の社長さんに、「ホームページを作りたい」と言われ、話を聞いたところ、「『太陽光発電』と検索したら上から3番目くらいにうちの会社が出てくるようにしてよ」と言われ、びっくりしたことを思い出しました(笑)

この本にもありますが、特に資金的にも人的にも大手に劣る中小企業がホームページを活用する場合、ネットショップ単体で売上を増やす、というのは難しいのだと個人的にも思ってます。ホームページに幻想を抱くのではなく、顧客を呼び込むツールのひとつとして、チラシやDM、メルマガ、電話勧誘、御用聞き…などと並列に捉える必要があるのだと感じました。

ちなみに、この本、何となく電子書籍で読みたかったのですが、購入時はAmazon Kindle版はまだ販売していなかった(今はKindle版も販売しています)ので、google Playブックスで購入しました。googleの電子書籍、文字の大きさ変えたりできないし、使いづらかったです。。。

■追記■
ちなみに、竹内先生のホームページはこちら。無料のメルマガも面白い。どこかのビジネス書籍に書いてあるような底の浅い経営論や抽象論が書いてあるメルマガ読むより、ずっと勉強になります。読み続けてると、さらにこの本の理解が深まると思います。

■追記2■
「Facebookで顧客とつながって売上アップ!」とか言ってる人たちにも一読してほしい(笑)