骨髄バンクから適合通知がやってきた(3)担当コーディネーターからの連絡・家族の同意

3月も終盤に差し掛かったところ、担当コーディネーターの方(女性)からお電話がありました。

これからこの方を窓口に、コーディネートをすすめていくとのこと。

電話で、かんたんな自己紹介と御礼、今後のスケジュール、家族(妻)の同意の確認といった内容を話しました。妻の同意があれば基本的には骨髄提供はできるらしいけど、両親が近くに住んでいたり、よく連絡をとりあうのであれば、念の為了解を取っておいてもらったほうがよいとアドバイスをうけました。

私はすぐ近くに両親が住んでおり、また仕事も一緒にしているので、2〜3日猶予をもらい、話をする時間を設けました。私もいい歳なので、まあこの辺は問題なくクリア。

ほどなくして、「担当コーディネーターのお知らせ」という手紙に、担当者の名前と連絡先の書いた封書が届きました。

確認検査の日程の調整で何回かやり取りしました。

「それでは当日、◯◯病院の入り口付近で、「ドナーのためのハンドブック」を目印に手に持っておりますので」

なんか、昔ネットで知り合った人と初めて会うときみたいでちょっとドキドキしたのは内緒。

続く

骨髄バンクから適合通知がやってきた(2)書類が郵送で届きました

2016年3月21日(火)

ポストの中に、大きなオレンジの封筒が届いていました。

手に取った瞬間、「あぁ、本当に来たんだなぁ」という感じ。送ってくださいと伝えたので、あたりまえだ。

「至急開封」とあったのに、開けたの翌日。すみません。

なにやら書類がいっぱい…。

「コーディネートのお知らせ(適合通知)」とあります。

「骨髄または末梢血幹細胞提供についてのご案内です」とあります。骨髄は何となくわかるけど、「末梢血幹細胞」…?なんじゃらほい

まずは、「提供意思確認書」。ドナーになる意志があるのか。家族の同意はとれているのか。連絡取れる時間帯などなど。

続いて、問診票が4枚(18問)と、面談施設の一覧。問診票は、予防接種とか健康診断とかみたいなやつです。面談施設は、日赤と北総病院を選択。

福島第一原子力発電所の事故により、100ミリシーベルトを超える放射線を浴びた人は、申告する必要があるようです。

最後に、「ドナーのためのハンドブック」。これが色々とわかりやすくて勉強になります。

全部書いて、返送しました。今日は24日(金)。1枚めに「お手元に届いてから7日以内にご返送ください」とあったのに、ギリギリになってしまいました。書類たくさんあると、アレルギー起こすの。すみません。

続く

骨髄バンクから適合通知がやってきた(1)1本の電話

はっきりいつかは覚えてないけど、たぶん1年かそこいら前。献血をした時に「骨髄バンク」へ登録しました。

娘が生まれたばかりで手術したこともあって、なんか自分ができることがあれば、、、くらいの気持ちで献血とかやってたんだけど、ある時、骨髄バンクの登録も一緒にやっていて、これまた何となく登録していました。つまり、正義感とか使命感とか、そういう熱意みたいなのは正直、あんまりなかったんですよね。

ところが、ある時、携帯に1本の見知らぬ電話が。とると、「日本骨髄バンク」から。「白血球の方が登録患者さんと一致したので、連絡しました」とのこと。

マジかよー。

いや、別にいやとかじゃないんだけど、登録しても何年も連絡こないこともある、って何となくイメージしてたので、割とすぐ電話かかってきて、なんだか意外でした。

口頭で意志の確認の後、郵送物を送るとのこと。これもなにかの縁。こんな自分でも、何かお役に立てるなら…。

2017年3月16日(木)のことでした。

実際に提供するまでには、けっこう段階があるようで、最終的に提供できるかどうかは不明だけど、とりあえず経過をブログに残していこうと思います。

続く。