本読みました。顧客と最高の信頼関係を作る営業ツール

顧客と最高の信頼関係を作る営業ツール

最近、この手の本はめっきり読まなくなってしまいましたが、先日会社の先輩と、営業ツールの話をしていた際、「今ちょうど役立ちそうな本を読んでいる」と貸してくれたので、読んでみました。

内容は、一言でいえば、「見込客や既存客に対して、月1回の個人通信(個人版ニュースレター)を送り続けなさい」というもの。ネタ探しや配布方法、構成、継続するために必要なこと、著者の顧客?の成功事例などが一通り書いてあります。

個人通信のようなツールを今まで作ったことのない方や、作りたくてもどうすればいいかわからない…といった方には入門書としていいかも。ただ、個人通信を作ってみたことのある人は、たぶん物足りないと思います。一度作ってみたことある人は、きっとその過程で色々試行錯誤してきたと思うのですが、それ以上のノウハウはほとんど書いてない気がします。(読むよりやってみろ的な)

保存してもらいやすくするために、ファイリング用の穴を開ける、または穴をあけるところに●をあらかじめ印刷しておく、というTIPSは面白かったかな。何かのときに使ってみようと思いました。

これを教科書というか、ひとつの標準として、会社でそれぞれ個人通信を作る勉強会を開いたり、新人教育の一環として使うといった用途にはいい本かも。

後は、成功事例だけじゃなく、色々な方が実際に作った個人通信を巻末にたくさん載せたりすると、この本の価値がずーっと高まるかなーと思いました。